注熱でらくらく!温熱療法

温熱療法は、冷えが原因で体調不良になっている場合には大変有効な療法です

三井温熱療法

三井式温熱器

陰陽バランス調整マット

三井式温熱器を使用し、「熱刺激」と「熱エネルギー」を体に入れ、不調を改善します。
陰陽バランス調整マットの上にうつぶせに寝ていただき、三井温熱治療器で、背骨と背骨の両側に注熱していきます。

三井温熱療法とは

三井兎女子(みついとめこ)先生(1915~2001)が32年間の教職者の後、60歳にして治療家の道を志し、指圧師の国家資格取得後、1988年に温熱療法を主として、治療院丼龍堂(せいりゅうどう)を開設されました。体の必要な部位に注熱することで健康を維持、回復、治療に導く「三井温熱療法」を確立されました。

自律神経を整えるために、脊髄神経、交感神経、副交感神経を注熱で刺激していきます。ストレスにより交感神経過敏に大きく傾いてしまった身体を元に戻すために最適な方法は、気持ちの良い温熱を繰り返すだけでは足りません。背中面に注熱を繰り返すことにより熱さを強く感じる「アチチ反応」ポイントを探し、そのポイントに入念に注熱します。その後、各人に適したポイントに注熱していきます。熱いのが苦手な方には穏やかな方法で注熱いたします。

平田式熱鍼療法(温熱器「HIRATA・KUN」による熱鍼療法)

平田式温熱器

平田式12反応帯

「鍼」治療の痛覚と「灸」治療の温熱覚の刺激を与えることにより「鍼」と「灸」の相乗効果で自律神経の働きを正常に導きます。

平田式熱鍼療法とは

平田式熱鍼療法は、平田内蔵吉先生が約100年前に開発した療法です。鍼と灸を合体した平田式熱鍼機器で、鍼と灸の持つ利点を同時に行使できますので、大きな効果が期待できます。

平田式熱鍼療法は、平田先生が考案した十二反応帯の理論に基づき低過敏帯を形成している皮膚の上から直接熱刺激することにより自律神経の調整を行います。
十二反応帯とは、平田先生が独自で開発された理論です。両腕、両足、胴体、頸、頭の五部位をそれぞれ12分割して色分けし、同じ色のところは同じ生体電流で繋がっている反応帯をいいます。

内臓の血流が悪くなると、内臓温度が微妙に低下するといわれています。それが脊髄の自律神経を介して、両腕、両足、胴体、頸、頭にあるそれぞれの皮膚の上に過敏帯を形成します。

平田先生は昭和19年の沖縄戦で亡くなり、お弟子さん達が脈々と治療法を受け継いできました。平田式熱鍼療法の熱鍼機器は、温熱器「マジキュー」と、いう名称で、原田工業株式会社で製造されていました。「マジキュー」は約50年にわたり愛用されましたが、製造中止となりました。

「マジキュー」の製造中止に当たり、国際日本温熱療法研究会、小栗克三会長が平田内蔵吉先生の理念を引き継ぎながら新しい機器の開発を始め、三年の歳月をかけ、2012年より「HIRATA・KUN」という名称で新しい温熱器を完成させました。

温熱療法について

温熱療法の効果

一般的に温熱療法は、血流を促進させ、体温を上げ、自律神経を整え、免疫力を向上させると言われています。

温熱をしないほうがよいケース

眼圧が高いときの眼部、急性の炎症を起こしている部位、外傷部には温熱を当てないでください。
また、妊娠中の方に過度な温熱刺激を当てないでください。

施療スタイル

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